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製造業

リコー

【英語版レポート】社内ITの脅威、CSIRT活動、シャドーIT/仮想PCへのプロアクティブなアプローチ

課題

内部ネットワークの可視性の欠如と脅威の早期発見

結果

  • これまで知られていなかった脅威を検知する脅威インテリジェンス
  • リアクション・アプローチからプロアクティブ・セキュリティ・プロセスへの移行
  • 現在では、これらのクラウドサービスと仮想 PC のネットワークでの使用を可視化できる

Ricoh Co. Ltd. achieves real-time monitoring of 100,000 units to detect threats in advance

課題

2017 年に WannaCry ランサムウェア攻撃を経験した後、リコー グループは、アラートの急増と社内ネットワークの可視性の欠如という課題に直面しました。 CSIRT チームは、ログを分析してシステムに対する攻撃の影響を理解するのに苦労し、ネットワークの可視性と脅威検知の向上の必要性を強調しました。

ソリューション

リコーグループは、日商エレクトロニクスのセキュリティ専門家からの推奨を受け、AI を活用した脅威の検出および対応プラットフォームである Vectra を導入しました。 Vectra は、リアルタイム監視機能、ルールを作成せずに優先順位を付けたアラート、および強化されたレポート機能を提供しました。 このプラットフォームは、CSIRT チームが企業全体のデータを取得して分析し、内部ネットワークの可視性の課題に対処するのに役立ちました。

顧客メリット

Vectraを導入したことで、リコーグループはインシデントの兆候をいち早く察知し、より効果的な対策を講じることができるようになった。このプラットフォームは、シャドーITや仮想PCを含む隠れた活動を明らかにし、同社が個々の契約に対してクラウドサービスの使用を禁止するポリシーを実施することを可能にした。Vectra のダッシュボードのわかりやすさと効率性、AI主導 の脅威検知機能により、リコーグループの全体的なセキュリティポスチャが強化され、現在および将来のサイバー脅威に対して強靭になりました。

「ランサムウェアの攻撃はエンドポイントで検知されましたが、時間の経過とともに、攻撃を知らせるアラートの数が急速に増えていきました」

Atsushi Sato 氏
リコー CSIRTチームメンバー

「検知されたイベントは確実性と脅威レベルの 2 つの軸でプロットされ、検知されたときの優先順位が明確になります。 複数のアナリストにとっては有効です」

Kazuki Ohara氏
リコー セキュリティ戦略グループ・セキュリティ管理部